精力剤の副作用でハゲる?精力と引き換えに髪の毛を失ってしまうのか?

 

  • 精力剤を飲むとハゲる
  • 育毛剤を使うとEDになりやすい

こんな話聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
薄毛が気になるor精力が低下してきた…という人であれば一度は耳にしているはずです。

女性と素晴らしい夜を共にしたい!だから精力剤を飲む。
なのに頭が禿げてしまっては本末転倒じゃないか…。

モテたいがためにハゲを治療したのに、治ったと思ったら精力が低下だと…?
これまた本末転倒…。

なぜ…神は二物を与えないのか。なんと残酷な…。

多分このように思ったことがある人は後を絶たないでしょう。

で、結局のところこの話って本当なの?と疑問に感じるはずで。
結論から言えば【本当と言えば本当】です。

なんだか曖昧な表現になってしまいましたが、実際に精力剤を飲むと「薄毛が進行する可能性はある」ということですね。
ただし確実にハゲる!わけでもないので少し勉強しておいたほうがためになると思います。

精力低下・薄毛どちらにも関係しているのが男性ホルモンの働き

精力や勃起力・体毛や髪の毛・筋肉など男らしさを象徴する部分には基本的に男性ホルモンが関係しています。

難しい話をしても頭が混乱してしまうので簡単に説明します。

  • 精力の低下…男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が低下することが関係
  • 薄毛の進行…男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が増加する事が関係

一概に男性ホルモンと言ってもたくさんの種類があるわけで、その中には【良い者と悪い者】が存在しています。

  • テストステロン=良い者
  • ジヒドロテストステロン=悪い者

とざっくり考えてもらえればいいでしょう。
つまり精力を高めるためにはテストステロン(良い者)を増やさなくてはいけませんし、薄毛を改善するにはジヒドロテストステロン(悪い者)を減らさないといけません。

その為に精力剤や育毛剤などがある訳ですが、問題は両者の関係性…。

悪者のジヒドロテストステロンは良い者のテストステロンが多ければ多いほど増えやすくなってしまうのです。

精力剤を摂取しテストステロン(良い者)を活性化させるということは、ジヒドロテストステロン(悪い者)が増えやすい環境を整えてしまうと言うことになります。

だからこそ精力剤を摂取すればハゲやすくなる!と言われているのです。

ジヒドロテストステロンが生まれるメカニズム

「テストステロン(良い者)の増加=ジヒドロテストステロン(悪い者)の増加」と言いました。
ですが、ジヒドロテストステロン(悪い者)の増加にはいくつかの仲間が必要なんです。

その手助けをする仲間というのが…

  • 5αリダクターゼ酵素
  • レセプター(受容体)

5αリダクターゼ酵素は頭皮に存在している酵素で、レセプター(受容体)とは男性ホルモンを受け取る受信部分と考えればいいでしょう。

【テストステロン(良)+5αリダクターゼ酵素=ジヒドロテストステロン(悪)】

図式はこのようになります。
テストステロンと5αリダクターゼ酵素が混ざりあうことでジヒドロテストステロンが発生してしまいます。

単純に考えてもテストステロンが増えれば5αリダクターゼ酵素と混ざり合う確率は高まります。
つまりジヒドロテストステロンが生まれる確率も高まるということになります。

ではレセプター(受容体)は一体どのような働きをしているのでしょうか?

レセプター(受容体)がジヒドロテストステロンを受け入れないとハゲない!

見出しに書いたように、ただ単にジヒドロテストステロンが増えるだけでは薄毛にそこまで影響はありません。

問題はレセプター(受容体)がどれだけジヒドロテストステロンを受け入れるかにかかっています。

  1. テストステロン(良)+5αリダクターゼ酵素=ジヒドロテストステロン(悪)
  2. ジヒドロテストステロン(悪)+レセプター(受容体)=ハゲ

このようにいくつかの段階を踏み、そこではじめて薄毛のトラブルが発生してしまうということです。

全てはレセプター(受容体)の数や気分(感受性)次第なんですよね。

で、ですよ。ここからがいちばん大事な話になります。

【レセプター(受容体)の数・感受性は遺伝の影響が大きい】ということは理解しておかなければいけません。

つまりハゲる人、そうでない人は体質の問題が大きいということ。

男性ホルモンが多くてもハゲない人もたくさんいる

冒頭で「精力剤の副作用でハゲる?精力と引き換えに髪の毛を失ってしまうのか?」との問に、
【本当と言えば本当】と答えた訳がここにあります。

例えテストステロン(良い者)が増えようが、ジヒドロテストステロン(悪い者)が増えようが結局のところはレセプター(受容体)次第。
レセプターの数が少なかったり、働かなければ薄毛が極端に進行することはありません。

精力剤を摂取して男性ホルモン(テストステロン)が活性化すればジヒドロテストステロン(悪い者)が増える確率が高まることは間違いありません。
もし遺伝的にレセプターがしっかりしていれば薄毛になるリスクは格段にアップするでしょう。

ただあくまでも、ハゲやすい体質orハゲにくい体質などの遺伝的要素が大きな関係を持っているということです。

精力剤の副作用として薄毛になってしまう人もいれば、全く影響のない人がいるのはこれが原因。

結局はアナタ次第!という曖昧な表現にはなってしまうのですが、精力剤を飲めば薄毛になってしまうリスクは多少負うことになるでしょうね。

そんなこと言われると精力剤を飲むの躊躇してしまうな…という人は一度自分の家系を見てみましょう。

両親・祖父母など親戚に薄毛の人が全くいないようであれば遺伝的にもレセプターの感受性は低いと考えられます。
あくまでも想像の範疇にはなってしまいますがね…。

正確な調査や内容を調べたい場合は、毛髪の遺伝子調査なども専門医で受けることが可能です。
どうしても心配で精力剤を飲む事を躊躇してしまうのであれば、一度詳しく検査してみても良いかもしれませんね。